5/19(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
1回新潟が最終週。
先週と同じように西から天気は下り坂ですが、開催中は馬場状態に影響しない想定。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
新潟 | 良 | 良 |
東京 | 良 | 良 |
京都 | 良 | 良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
京都10R パールS 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
2021年以降は非開催で、休止前は1800mで施行されていた
類似レースが無いため、2023年以降の同コース/2勝クラス以上の特別競走から、
2歳/3歳限定戦を除いた直近10レースを対象に分析
出走頭数は8~17頭
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 特に偏りなし 頭数にバラつきがあるが、頭数による傾向の違いも特になし 1枠/5枠/8枠がそれぞれ連対4頭以上で、1着回数も分散している 3枠のみ複勝率0% |
展開/脚質 | 後傾ラップになりやすく、先行有利 1コーナー3番手以内が4連勝中 また、少頭数で先行有利、多頭数で差し有利の傾向 12頭以下の6レースでは、1コーナー3番手以内が5勝 15頭以上の4レースでは、すべて6番手以降が勝利 |
血統 | 欧州系産駒が6勝で過半数 種牡馬系統はノーザンダンサー系/キングマンボ系/ロベルト系が2頭ずつ 掛け合わせ相手も分散している 残る4頭はすべてディープインパクト系 こちらの母父は米国系が3頭 |
人気 | 2番人気以上が7勝しており、荒れにくい |
⑥エンパイアウエスト/西村淳也/黒岩陽一 統計イチオシ
<買い条件>
◯先行力上位
◯欧州系産駒かつ、母父米国系でない
◯ディープインパクト系産駒
◯1レース目、または京都/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖3枠
✖米国系産駒
✖京都/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
東京10R エアグルーヴC ダート/2100
<過去10年間のレース統計>
今年は記念競走枠になった丹沢S
ハンデ戦は6回
出走頭数は8~16頭
10頭以下が2回あるが、それ以外はすべてフルゲート
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量52-57kg、勝ち馬斤量54-56kg 最多は54kgの3勝だが、57kgも[0-2-0-0]で連対率100% 53kg以下は[0-0-0-13]で複勝率0% |
枠順 | 直近4年は2枠/4枠が2勝ずつで、全体でも2-4枠で6勝している 6枠は2016年以降の連対率0%、7枠も昨年の連対が10年ぶりと外枠が苦戦傾向だが、 8枠だけは2勝/2着3回と有利な傾向 偶数枠が8勝しており、特に1枠は2015年以降の複勝率0% |
展開/脚質 | 差し/追い込み有利で、1コーナー7番手以降が8勝 この8頭はすべて上がりタイム最速 |
血統 | 直近は日本系×ノーザンダンサー系が2連勝中で、 その前もヴァイスリージェント系産駒が勝っている 欧州系×米国系は3頭だが、すべて父か母父がキングマンボ系 WIN5全体でも偏りが顕著なコースで、 2020年以降の12レースでは、すべての勝ち馬が、 キングカメハメハかDeputy Ministerを経由している |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で1800-2100mを走っている 距離短縮は3着が最高で、連対なし 直近は昇級初戦が2連勝中で、過去4年間で昇級初戦が3勝している |
人気 | 4番人気以下が6勝しており、荒れやすい 直近は4年連続で2番人気以上が連対していて、上位人気の信頼度も向上傾向だが、 それでも1着には4番人気/8番人気が来て、荒れている |
③ダノンブレット/岩田望来/菊沢隆徳 統計イチオシ
<買い条件>
◯2-4枠
◯上がりタイム上位
◯キングマンボ系産駒
◯母父ヴァイスリージェント系の産駒
◯昇級初戦
◯2レース目、または東京/ダート/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖1枠/6-7枠
✖父/母父がいずれもノーザンダンサー系/キングマンボ系でない産駒
✖前走が1800m未満/2100m超
✖東京/ダート/長距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
新潟11R 韋駄天S 芝/1000
<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて14頭以上
14頭だったのは1年目のみで、以降9年連続でフルゲート
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量48-58.5kg、勝ち馬斤量52-57.5kg 勝ち馬は52-55kgに9頭が集中していて、軽ハンデ有利 近年特にその傾向が強く、直近3年は54kg以下だけが3着以内に入っている ただ、軽ハンデサイドでも、49kg以下は[0-0-0-13]で複勝率0% 57.5kgは[1-1-0-0]で連対率100%だが、これを除く56kg以上は[0-0-3-15] |
枠順 | 外枠有利で、連対20頭中、6-8枠が13頭を占める 特に7枠は3着以内に入らなかったレースが2回だけと、抜群の安定感 2枠は14頭立てで1着の後、直近9年の複勝率0% 1枠も昨年にレース史上初の連対 3枠が2勝しているのに比べて、1-2枠の不利傾向がかなり強い |
展開/脚質 | 差し/追い込み有利で、400m通過5番手以降が7勝 勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内 |
血統 | 米国系産駒が6勝、欧州系産駒が4勝 ノーザンダンサー系が直近2連勝を含む6勝で、他4頭はミスプロ系 日本系は母父に持つ産駒が6頭で、その内5頭がサンデーサイレンス系 |
臨戦過程 | 前走でダートを走って13着だった馬が2連勝中 勝ち馬を複数出しているのは、春雷Sから3頭と、駿風Sから2頭 距離短縮は最大3Fだが、前走が1400m以上の2頭はいずれも前走で10着以下 前走も新潟1000mを走ったのは3頭で、すべて前走も1着 それ以外の7頭は、過去に新潟1000mを走った経験が無い レース創設から9年間は、前走が新潟/中山以外の勝ち馬は出ていなかったが、 昨年初めて阪神から臨戦した勝ち馬が出ている |
人気 | 2番人気以上が7勝している一方、二桁人気が2勝/2着2回で、極端な傾向 二桁人気1着はいずれも、斤量53kg/3枠/追い込みのパターン |
⑬チェイスザドリーム/丸山元気/矢作芳人 統計イチオシ
<買い条件>
◯6-8枠
◯上がりタイム上位
◯前走が中山1200m
◯3レース目、または新潟/芝/1000mで勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖斤量56kg以上
✖1-2枠
✖ミスプロ系/ノーザンダンサー系でない産駒
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖前走が新潟1000m以外かつ、過去に新潟1000mを走った経験がある
✖前走が新潟1000mかつ、2着以下
京都11R 高瀬川S ダート/1400
<過去10年間のレース統計>
2021~2022年が非開催の間、この時期の同条件のレースとしては、
2021年は阪神で天満橋S、2022年は中京で大垣Sが施行されているため、それらを含める
ハンデ戦は4回
出走頭数は13~16頭
13頭になったのは1回だけで、フルゲートが9回
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量52-57kg、勝ち馬斤量53-56kg 最も出走頭数が多い55kgは[0-0-2-19]で連対が無く、 それを挟んで56kg[1-3-1-8]、54kg[2-1-1-11]が圧倒している 53kgは2014年に1着だが、それを除くと[0-0-0-12]で軽ハンデ不利 |
枠順 | 高瀬川Sでは、1枠と6枠が3勝ずつ 次いで、5枠と8枠が連対3回ずつ 7枠は3着が5回あるが、連対率0% 3枠は複勝率0% |
展開/脚質 | 高瀬川Sでは、前傾ラップと後傾ラップの発生確率が拮抗している 3コーナー4番手以内が4勝しているが、逃げ切りは無い 3コーナー10番手以降も4勝しており、追い込みも決まりやすい |
血統 | 中京/阪神も共通で、米国系とサンデーサイレンス系が有利 掛け合わせも米国系×サンデーサイレンス系が7頭で、父/母父欧州系は2頭だけ 米国血統の種牡馬系統は分散しているが、日本系はすべてサンデーサイレンス系 WIN5全体のコース傾向でも、ディープインパクト系が出ない点は共通 オープンクラスでは欧州血統も勝ち馬を多く出すが、 条件戦は米国系×サンデーサイレンス系が有利 |
臨戦過程 | 前走で阪神を走った馬が7勝で過半数 距離は1200mからも4勝している 距離短縮は2頭で、どちらも1800m以上から2F以上の短縮 |
人気 | 4番人気以下が6勝しており、荒れやすい 二桁人気も2勝しており、大荒れの要素もある 二桁人気が勝っているのはどちらもハンデ戦で、軽ハンデが穴を開けやすい |
⑤フォーチュンテラー/西村淳也/浜田多実雄 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量54/56kg
◯1枠/6枠
◯先行力上位かつ、逃げ脚質でない
◯追い込み脚質
◯米国系×サンデーサイレンス系の血統構成
◯前走が阪神1200-1400m
◯4レース目、または京都/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖斤量55kg/53kg以下
✖3枠/7枠
✖欧州系×欧州系の産駒
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が京都/阪神以外かつ、1400m以下
✖京都/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
東京11R オークス 芝/2400
<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて17頭以上
統計項目 | 傾向 |
---|---|
枠順 | 奇数枠が7勝しており、5枠3勝、7枠2勝で半数を占める 奇数枠の連対率16%に対して、偶数枠は6%で、倍以上の開きがある 偶数枠で1着があるのは2枠/8枠だけで、複数回連対しているのもこの2つ |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 勝ち馬すべて上がりタイム3番手以内で、最速が7勝 差し/追い込み有利で、1コーナー6番手以降が9勝 最も先行して3番手まで |
血統 | ドゥラメンテ産駒が2連勝中で、欧州系産駒の5勝が2017年以降に集中している 2017年までは父/母父ノーザンダンサー系が4連勝していたのに対して、 2018年以降はキングマンボ系が4勝と、有利系統のトレンドも変化 2010年代に強かった日本系×欧州系は勝てなくなり、 2020年以降は父/母父いずれも日本系でない産駒が3勝している また、2019年以降の日本系産駒の勝ち馬2頭はいずれも、母父が米国系 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走3着以内で、桜花賞から7頭 それ以外は忘れな草賞1着から2頭、フローラS3着から1頭 2007年以降、この3レース以外からの勝ち馬は出ていない 2002年以降、フローラSで優先出走権を得た馬は勝利なし 直近10年は以下の通り フローラS/2着以内[0-3-0-16] フローラS/3着以下[1-0-0-24] 忘れな草賞勝ち馬は[2-0-1-6]で、フローラS組よりも好走率が高い |
人気 | 勝ち馬すべて3番人気以上 1番人気が6勝しており、非常に荒れにくい |
⑦ステレンボッシュ/戸崎圭太/国枝栄 統計イチオシ
<買い条件>
◯奇数枠
◯上がりタイム上位
◯キングマンボ系産駒
◯前走が桜花賞かつ、3着以内
◯5レース目、または東京/芝/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖逃げ脚質
✖父/母父がキングマンボ系/ノーザンダンサー系でない欧州系産駒
✖前走が桜花賞/忘れな草賞/フローラSでない
✖前走が桜花賞かつ、4着以下
✖前走が忘れな草賞かつ、2着以下
✖前走がフローラSかつ、2着以内
✖2週連続G1勝利の確率が低い騎手(津村明秀)
✖東京/芝/長距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎
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