5/26(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
1回新潟が終わり、ここから2週間は2場開催。
ダービー週は雨に降られにくく、今年も天気の心配は無さそうです。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
東京 | 良 | 良 |
京都 | 良 | 良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
WIN5の現況
5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30以上
過去の当該週 勝ち馬人気合計
開催年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
---|---|---|---|---|
合計 | 20 | 15 | 23 | 13 |
東京9R むらさき賞 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は10~18頭
10頭になったのは1回だけで、直近3年含め17頭以上が6回で多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量50-57kg、勝ち馬斤量55-57kg 55-56kgが9勝、2着8回と圧倒的 特に直近3年は55kg以上だけが連対して、昨年はトップハンデ57kgが1着 54kgは[0-2-2-26]だが、53kg以下は[0-0-2-29]で軽ハンデ不利 |
枠順 | 内外が拮抗しており、特に偏りなし 2-3枠が5勝しているが、1枠は2017年以降連対なし 複勝率が最も低いのは6枠で、唯一の連対も10頭立ての場合で、多頭数で不利な傾向 少頭数のコース傾向としては、圧倒的な外枠有利 2023年以降で10~12頭立てだった直近5レースは、1着は5~8枠だけ 7枠が2勝/2着1回/3着2回で抜群の安定感 |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 上がりタイム3番手以内が7勝 後傾ラップになりやすいため最後方からは届きにくく、 最も後方に位置した馬で3コーナー12番手まで 逃げ切りが2回あるが、いずれも17頭立て8枠の馬 |
血統 | 欧州系×日本系が6勝で、2017年以降は米国系の勝ち馬が出ていない 欧州系産駒は、ダンチヒ系とキングマンボ系が2頭ずつ 日本系は父/母父で7頭の内、6頭がサンデーサイレンス系 米国系不利は、WIN5全体でも同様のコース傾向 2020年以降の27レースで、母父米国系が4頭だけ その内3回は3歳戦で、4歳以上では顕著に不利 日本血統は、2023年はサンデー系よりディープ系の勝利数の方が多かった |
臨戦過程 | 勝ち馬の前走がすべて異なるレース 同クラスで入着した馬が7頭で、特に3着以内が5頭で半数を占める 昇級初戦は2頭で、いずれも1600mから距離延長、内1頭はダートから |
人気 | 4番人気以下が5勝しており、荒れやすい 二桁人気の連対も3回ある 6番人気以下が3勝している内、2頭は8枠から逃げた馬 |
⑧マルディランダ/横山武史/金成貴史 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量55kg以上
◯7-8枠
◯上がりタイム上位
◯父/母父いずれかがノーザンダンサー系/キングマンボ系
◯前走が5着以内
◯1レース目、または東京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖父/母父米国系の血統構成
✖前走が6着以下かつ、逃げ脚質でない
✖東京/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
京都9R 與杼特別 ダート/1900
<過去10年間のレース統計>
2021~2022年が非開催
この期間は中京1900mで香嵐渓特別が施行されたため、これを合算
また、2019年以前は1800mで施行されているが、出走馬の傾向が似るためこれも合算
出走頭数は9~16頭
9頭になったのは2022年の香嵐渓特別だけで、それ以外はすべて15頭以上
統計項目 | 傾向 |
---|---|
枠順 | 1800mは圧倒的な内枠有利だったが、1900mになって内外の偏りは薄れた 與杼特別の過去2回と、2024年の特別競走7レース、計9レースで見ると、 3着以内27頭の内、3枠/5枠/7枠だけで16頭を占める |
展開/脚質 | こちらも枠順と同じ参考9レースで見ると、 追い込み/捲り有利で、1コーナー10番手以降が6勝 4コーナー時点では、勝ち馬6頭が4番手以内に進出している 上がりタイム3番手以内が9勝で、逃げ切りは1回だけ |
血統 | 母父ヴァイスリージェント系が3連勝中 サンデーサイレンス系産駒が6勝で過半数、直近の4頭はすべて母父米国系 父が米国系/欧州系の勝ち馬4頭はすべてミスプロ系産駒 |
臨戦過程 | 前走は平場を走った馬が9頭で、レース条件は特に偏りなし 昇級初戦は2頭で、いずれも阪神1800mから |
人気 | 5番人気以下が4勝しており、荒れやすい 追い込み/捲り有利のコース傾向と相まって、展開待ちの人気薄がハマりやすい |
⑧インペリアルライン/佐々木大輔/中舘英二 統計イチオシ
<買い条件>
◯3枠/5枠/7枠
◯上がりタイム上位
◯日本系×ノーザンダンサー系の血統構成
◯2レース目、または京都/ダート/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖父が欧州系/米国系かつ、ノーザンダンサー系/ミスプロ系でない
✖京都/ダート/長距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
東京10R ディープインパクトC ダート/1600
<過去10年間のレース統計>
今年は記念競走枠になった薫風S
2015~2016年のみ1400mで施行され、
この2年はBSイレブン賞が同条件で施行されているため、そちらの結果を参照する
出走頭数は11~16頭
15頭以上が8回で多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
---|---|
枠順 | 顕著な内枠不利/外枠有利で、5-7枠のみが勝っている 特に6枠が6勝/2着2回と、断トツの勝率/連対率 1枠/3枠はそれぞれ2着が1回ずつあるのみで、2枠は連対率0% |
展開/脚質 | 先行有利で、3コーナー5番手以内が8勝 2018年以降は逃げ切りが無く、上がりタイム3番手以内が6連勝中 3コーナー8番手以降も2勝しており、やや差し有利にシフト傾向 |
血統 | 父/母父米国系が6連勝中 その内3頭が母父ミスプロ系で、全体でもミスプロ系を持つ産駒は6頭で過半数 WIN5全体でも同様に米国系有利のコース傾向 近年はストームキャット系とキングマンボ系が分け合う |
臨戦過程 | 特に偏りなし 昇級初戦が3頭で、薫風Sの2頭はどちらも前走が利根川特別 勝ち馬を複数出しているのも利根川特別だけで、ほかはすべて異なるレース 芝1600mからの勝ち馬も2頭いる |
人気 | 5番人気以下が6勝しており、荒れやすい |
⑭ドゥラレジリエント/鮫島克駿/牧田和弥 統計イチオシ
<買い条件>
◎6枠
◯5枠/7枠
◯上がりタイム上位
◯ノーザンダンサー系/キングマンボ系産駒
◯3レース目、または東京/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖1-3枠
✖父/母父がいずれも米国系でない、かつ欧州ミスプロ系でない血統構成
✖東京/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
京都10R 安土城S 芝/1400
<過去10年間のレース統計>
2021~2022年は中京で代替開催
出走頭数は13~18頭
13頭立ては2回で、それ以外はすべて16頭以上
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量50-58.5kg、勝ち馬斤量54-57.5kg 54-56kgで9勝している 直近は3年連続で56kg以上が連対しており、やや重ハンデ有利にシフト傾向 最重量57.5kgの1着も2021年に発生している 53kg以下は[0-3-1-35]だが、最後の連対は2017年で、軽ハンデ不利の傾向 レース毎に見て、最重量は3勝しているが、最軽量は0勝 |
枠順 | 有利傾向は特になし 同枠が固まって3着以内に入りやすく、レース単位で見ると有利/不利は発生しやすい 3枠のみ連対率0% 8枠は京都では2015年以降の複勝率0% |
展開/脚質 | 京都開催では差し有利で、3コーナー7-10番手が5勝 後方からは届きにくく、上がりタイム最速は1勝だけ |
血統 | 日本系/米国系/欧州系が拮抗していて、掛け合わせパターンも様々 種牡馬系統には偏りがある 日本血統は、父はすべてディープインパクト系、母父はすべてサンデーサイレンス系 米国血統を持つのは5頭で、その内4頭がノーザンダンサー系、 特にヴァイスリージェント系が3頭 欧州血統を持つのも5頭で、その内4頭がミスプロ系、 特にキングマンボ系が3頭 |
臨戦過程 | 前走で重賞を走った馬が6頭で、それ以外は鞍馬Sから3頭 鞍馬Sの3頭はすべて前走で連対している 重賞で連対していた勝ち馬はいない レース創設以来12年間で、3勝クラスから連勝は未発生 |
人気 | 1番人気が5勝している一方で、 6番人気以下3勝、二桁人気の連対3回と、大荒れ要素がある 6番人気以下が勝った3回は、その内2回はエントシャイデンの隔年優勝 残り1頭を含めて、ディープインパクト産駒/1-2枠/先行のパターンが共通する |
⑮ロードマックス/佐々木大輔/中村直也 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量54-56kg
◯差し脚質
◯ディープインパクト系産駒/キングマンボ系産駒
◯前走が重賞かつ、9着以下
◯前走が鞍馬Sかつ、2着以内
◯4レース目、または京都/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖3枠/8枠
✖父/母父がいずれもサンデーサイレンス系/ノーザンダンサー系/ミスプロ系でない
✖前走が重賞以外かつ、3着以下
東京11R 日本ダービー 芝/2400
<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて17頭以上
統計項目 | 傾向 |
---|---|
枠順 | 特に偏りなく、すべての枠が連対している 中枠がやや不利な傾向 唯一1着が無いのが4枠だが、2着は2回ある 5枠は2021年に1着だが、それ以外の9年は複勝率0% |
展開/脚質 | 差し有利で、1コーナー4-8番手が6勝 逃げ切りは無いが、近年はやや先行有利に傾向がシフトしており、 直近6年で1コーナー4番手以内が4勝している |
血統 | 日本系が圧倒的に有利 産駒が7勝、母父でも2勝 特にディープインパクト産駒が5頭で半数を占める ディープインパクト、ハーツクライ、キングカメハメハ、 この3種牡馬しか勝ち馬を出さない期間が11年続いていたが、 昨年、12年ぶりに異なる種牡馬が勝ち馬を出した 掛け合わせ相手は米国系/欧州系が拮抗しているが、 唯一、父/母父いずれも日本系でない産駒は、欧州系×欧州系 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が近2走も重賞を走っていて、これは2001年以降すべてに該当 前走で皐月賞を走った馬が8勝と圧倒的 その内、入着していた馬が7頭で、2020年以降はすべて3着以内 それ以外は京都新聞杯2着が1頭、毎日杯1着が1頭 2009年以降、この3レース以外からの勝ち馬は出ていない トライアル組は非常に苦戦しており、前走が青葉賞/プリンシパルSで連対した馬は無し 青葉賞/2着以内[0-0-2-16] 青葉賞/3着以下[0-0-1-3] プリンシパルS/1着[0-0-1-7] プリンシパルS/2着以下[0-0-0-1] |
人気 | 2019年のみ、大逃げの展開から12番人気が勝っているが、基本的には荒れにくい 2019年を除くと、5番人気以上だけが連対して、3番人気以上が6勝している |
⑮ジャスティンミラノ/戸崎圭太/友道康夫 統計イチオシ
<買い条件>
◯1-3枠/6-7枠
◯先行力上位かつ、逃げ脚質でない
◯ディープインパクト系産駒/キングマンボ系産駒
◯サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系の血統構成
◯前走が皐月賞かつ、5着以内
◯5レース目、または東京/芝/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖米国系産駒
✖前走が皐月賞/毎日杯/京都新聞杯でない
✖前走が皐月賞かつ、着差1秒以上
✖前走が毎日杯/京都新聞杯かつ、3着以下
✖近2走が重賞でない
✖土日重賞勝利の確率が低い厩舎(安田翔伍)
✖東京/芝/長距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎
コメント