3/19(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
土曜は全国的な雨。
その雨が午後には上がった阪神、芝は稍重で耐えて、これ以上の悪化は無さそう。
他は道悪想定です。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
阪神 | 良~稍重 | 重~不良 |
中山 | 稍重~重 | 重~不良 |
中京 | 稍重~重 | 重~不良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をラジオ感覚で聞ける、動画版もお好みでどうぞ。
阪神10R 鳴門S ダート/1400
<過去10年間のレース統計>
すべて14頭以上が出走し、フルゲート8回と多頭数で安定。
道悪が3回ある。
2016年以前にハンデ戦だったことが3回ある。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
展開/脚質 | 前傾ラップになりやすく、差し有利。 4コーナー4番手以降が7勝している。 |
枠順 | 外枠不利で、1-5枠で9勝している。 6枠は複勝率0%。 6-8枠の唯一の勝ち馬は、先行して逃げ切り勝ち。 |
人気 | 1-3番人気で8勝しており、荒れにくい。 |
血統 | 直近、父または母父米国系が7連勝中。 その内4勝はミスプロ系を持ち、直近は母父ミスプロ系が3連勝中。 |
臨戦過程 | 前走も1400mを走った馬が8勝。 特に播磨Sからは[4-6-3-23]で、播磨Sの複勝馬は、 このレースの複勝率が約70%あり、続けて好走しやすい。 2勝クラスからの連勝は2回と少ないが、 いずれも今回と同じコースを走って勝ち上がってきている。 |
<買い条件>
⑤レオノーレ/川田将雅/安田隆行 統計イチオシ
上がりタイム上位、前走播磨Sで3着、このコースで勝鞍が多い騎手。
⑦モズリッキー/松山弘平/上村洋行
上がりタイム上位、前走播磨Sで2着。
⑥ウォームライト/藤岡佑介/四位洋文
上がりタイム上位、母父ミスプロ系。
⑩スプラウティング/坂井瑠星/西園正都
母父ミスプロ系、前走同コースで2勝クラス勝利。
⑨タイミングナウ/武豊/四位洋文
前走が1400m。
②ケイアイロベージ/浜中俊/野中賢二
米国系産駒。
<消し条件>
⑪イフティファール/ルメール/大久保龍志
⑫エターナリー/角田大和/辻野泰之
⑭タガノクリステル/和田竜二/長谷川浩大
⑮タマモパッション/丸野勝虎/大橋勇樹
⑯ブッチーニ/石橋脩/中内田充正
6-8枠で、先行できる確率が低い馬。
①ゴダイリキ/岩田望来/牧浦充徳
⑧メタルゴッド/国分優作/矢作芳人
父/母父いずれも米国系でない馬。
<阪神/ダート/短距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
③メイショウヒューマ/今村聖奈/藤岡健一
④テイエムマグマ/高倉稜/杉山晴紀
⑬クリノビッグサージ/酒井学/本間忍
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
中山10R 千葉S ダート/1200
<過去10年間のレース統計>
2016年まで別定戦、2017年以降ハンデ戦。
すべてフルゲート16頭立て、重馬場が3回ある。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 負担重量51-59kgで、勝ち馬斤量は54-57kg。 レース毎に見て、最軽量/最重量はいずれも勝っていない。 ハンデ戦になって以降、53kg以下は[0-2-0-23]、57.5kg以上は[0-1-1-1]で、 確率的には軽ハンデが不利な傾向。 |
展開/脚質 | 前傾ラップになりやすく逃げ馬は苦戦しているが、ある程度先行しないと届かない傾向。 3コーナーで最も後方に位置していた馬で9番手。 4コーナー4番手以内が8勝している。 |
枠順 | 1-2枠の連対率が低く、外に行くに連れて上昇傾向。 ただし3-5枠で6勝と内寄りも悪くなく、むしろ6-8枠は2着率が高い。 |
人気 | 1-4番人気で8勝しているが、残り2回は10番人気が勝利。 |
血統 | 父または母父米国系が8勝、米国系×米国系も4勝。 サンデーサイレンス系も6勝しており、父/母父いずれも米国系でない2回は、 いずれもサンデーサイレンス系が勝利している。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で右回りの1200-1400mを走っている。 3勝クラスからの連勝は2回ある。 |
<買い条件>
⑧スズカコテキタイ/岩田康誠/奥村武 統計イチオシ
4枠、米国系×米国系、4コーナー4番手以内の確率が高い馬。
⑤マイネルジェロディ/石川裕紀人/西園正都
⑦ベイビーボス/菅原明良/矢野英一
3-4枠、3コーナーで後方の確率が低い馬。
⑭ボイラーハウス/江田照男/竹内正洋
⑯ショウナンアニメ/内田博幸/吉村圭司
父または母父米国系。
<消し条件>
④カイアワセ/大野拓弥/鈴木慎太郎
⑫オーロラテソーロ/横山武史/畠山吉宏
⑮ワルツフォーラン/津村明秀/小西一男
斤量が最軽量または最重量の馬。
①テイエムトッキュウ/北村友一/木原一良
⑨アイオライト/丹内祐次/武藤善則
父/母父いずれも米国系でない、かつサンデーサイレンス系でもない馬。
②シャイニーブランコ/北村宏司/小林真也
⑥アイアムハヤスギル/柴田善臣/奥平雅士
前走が右回りの1200-1400mでない馬。
⑬アーバンイェーガー/吉田豊/高橋文雅
9歳以上が勝つ確率が低い条件。
<中山/ダート/短距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
③スナークダヴィンチ/小崎綾也/野中賢二
⑩ドウドウキリシマ/永野猛蔵/天間昭一
⑪クロジシジョー/西村淳也/岡田稲男
中京11R 名古屋城S ダート/1800
<過去10年間のレース統計>
3勝クラスでダート戦になったのは2017年から。
さらに、2021年から別定戦のオープン特別になっている。
すべて15頭以上が出走し、フルゲート4回と多頭数で安定。
不良馬場が2回ある。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 別定戦過去2回の負担重量は55-59kgで、勝ち馬斤量はいずれも57kg。 |
展開/脚質 | スローペースになりやすく、先行有利。 すべての勝ち馬が1コーナー5番手以内、4コーナーでは3番手以内が5勝。 逃げ切りも2回ある。 |
枠順 | 特に偏りなし。 |
人気 | ダート戦になって以降の勝ち馬人気が、11→8→6と大荒れしていた。 直近3年は3→1→1で、オープン特別になってからは1番人気が連勝している。 WIN5全体で見てもオープン特別/リステッドでは上位人気が強いコースで、 直近3年の6レースで1-2番人気が5勝している。 |
血統 | エーピーインディ系3勝を中心に、米国系が強い。 エーピーインディ系はこのレース以外でも強く、コース相性が良い。 また、道悪ではサンデーサイレンス系が強いコース。 直近3年間の道悪開催3レースは、すべて父または母父サンデーサイレンス系が勝利。 |
臨戦過程 | 前走も1800mを走った馬が5勝。 唯一2000mからの臨戦で勝っているのは、前走が東京大賞典。 3勝クラス時代も含めると、前走からの連勝が3回ある。 |
<買い条件>
⑧ウィルソンテソーロ/鮫島克駿/田中博康 統計イチオシ
先行力上位、サンデーサイレンス系×米国系、前走1800m戦を勝利。
⑪ルコルセール/菱田裕二/堀宣行
先行力上位、母父サンデーサイレンス系、WIN3で勝鞍が多い騎手。
⑦ピュアジャッジ/斎藤新/清水久詞
先行力上位、母父サンデーサイレンス系。
③オディロン/幸英明/浜田多実雄
サンデーサイレンス系産駒、前走1800m戦を勝利。
⑩ウェルカムニュース/藤岡康太/池江泰寿
⑬タイセイドレフォン/三浦皇成/西村真幸
父または母父米国系。
<消し条件>
④プリマジア/泉谷楓真/金成貴史
⑫ペルセウスシチー/柴山雄一/池上昌和
⑭エンデュミオン/秋山真一郎/清水久詞
⑮ロードリバーサル/角田大和/藤岡健一
前走が1800mでない、かつ重賞でない馬。
⑨サクラアリュール/中井裕二/村山明
8歳以上が勝つ確率が低い条件。
<中京/ダート/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑤ミヤマザクラ/岡田祥嗣/藤原英昭
⑯アメリカンフェイス/古川吉洋/戸田博文
阪神11R 阪神大賞典 芝/3000
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は9~13頭で、10頭付近での開催が多い。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 負担重量は53-58kgで、勝ち馬斤量は55-58kg。 レース毎に見ると、最重量は7勝している一方で、最軽量は2勝であり、 斤量の重い馬が有利な傾向。 |
展開/脚質 | 2周目の向正面でペースが上がりやすく、追い込み有利。 2コーナーで後方50%に位置していた馬が8勝だが、 すべての勝ち馬が4コーナーでは5番手以内。 |
枠順 | 内枠不利/外枠有利で、5-8枠で9勝、特に7-8枠で7勝している。 内枠が唯一勝利しているのは、1-2枠の2頭が逃げて2頭とも馬券内に残った展開。 |
人気 | 直近12年連続で1-3番人気が勝利しており、非常に荒れにくい。 |
血統 | 直近12年連続で父または母父日本系が勝利している。 特に日本系×欧州系が8勝で有利。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で2000m以上の重賞を走っている。 有馬記念5勝、AJCC2勝、中山金杯1勝と、前走で中山を走った馬が有利。 1989年以降、前走が重賞でない勝ち馬は出ていない。 |
<買い条件>
⑬ディープボンド/和田竜二/大久保龍志 統計イチオシ
斤量最重量、8枠、日本系×欧州系、前走が有馬記念。
このレース2連覇中、過去2回と同じ騎手/厩舎で臨戦。
①ボルドグフーシュ/川田将雅/宮本博
③ジャスティンパレス/ルメール/杉山晴紀
日本系×欧州系、前走が有馬記念。
<消し条件>
②ユーキャンスマイル/石橋脩/友道康夫
④サンレイポケット/坂井瑠星/高橋義忠
⑤メイショウテンゲン/浜中俊/松永昌博
⑥ノーチカルチャート/名古屋
1-4枠で先行できる確率が低い馬。
⑦ブレークアップ/松山弘平/吉岡辰弥
父/母父いずれも日本系でない馬。
⑧アイアンバローズ/岩田望来/上村洋行
⑨ゼーゲン/武豊/堀宣行
⑫シロニイ/酒井学/池江泰寿
⑭アケルナルスター/横山琉人/清水英克
前走が2000m以上の重賞でない馬。
⑩メロディーレーン/今村聖奈/森田直行
⑪アフリカンゴールド/国分恭介/西園正都
7歳以上が勝つ確率が低い条件。
中山11R スプリングS 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は10~16頭とバラつきあり、フルゲートは2回だけ。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
展開/脚質 | 差し有利で、1コーナー5番手以降が6勝。 上がりタイム上位馬の連対率が高い。 |
枠順 | 特に偏りなし。 |
人気 | 4-6番人気が5勝しており、荒れやすい。 1番人気は6回連対しているが2勝止まりで、2番人気0勝と、上位人気は勝ちきれていない。 |
血統 | 父または母父日本系が9勝、特にサンデーサイレンス系が8勝。 また、芝中距離路線では珍しく、父米国系の勝ち馬が複数回出ているレース。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で1600m以上を走っており、最低でも4着(0.3秒差)。 1999年以降、前走着外からこのレースを勝った馬は出ていない。 前走が1勝クラスの勝ち馬は6頭、その内5頭が前走から連勝。 前走が重賞だった4頭は、すべて前走で3着以内。 前走重賞で4着以下だった馬が勝ったのも、1999年が直近の記録。 重賞昇格後の35年間で、前走がダートだった馬は1勝のみ、1993年以降は出ていない。 |
<買い条件>
⑮セブンマジシャン/戸崎圭太/高野友和 統計イチオシ
上がりタイム上位、サンデーサイレンス系、前走が重賞3着、このコースで勝鞍が多い騎手。
④ベラジオオペラ/横山武史/上村洋行
⑥ジョウショーホープ/石川裕紀人/新谷功一
上がりタイム上位、前走で1勝クラス勝利。
⑨アイスグリーン/西村淳也/池添学
⑭パクスオトマニカ/田辺裕信/久保田貴士
父または母父サンデーサイレンス系、前走で1勝クラス勝利。
⑩ホウオウビスケッツ/横山和生/奥村武
⑯ハウゼ/岩田康誠/田中博康
前走で1勝クラス勝利。
⑤ウィステリアリヴァ/吉田豊/小野次郎
このコースで勝鞍が多い騎手。
<消し条件>
①グラニット/嶋田純次/大和田成
③アヴェッリーノ/木幡巧也/的場均
⑦ドンデンガエシ/北村宏司/尾関知人
⑪オールパルフェ/大野拓弥/和田雄二
⑫シーウィザード/柴田善臣/鹿戸雄一
前走が1600m未満、または重賞で4着以下、または重賞以外で6着以下、またはダートの馬。
<中山/芝/中距離G2で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
②メタルスピード/津村明秀/斎藤誠
⑧シルトホルン/菅原明良/新開幸一
⑬トーセンアウローラ/丹内祐次/尾形和幸
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