5/14(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
またも日曜が雨。
特に京都は道悪必至、東京もダートは道悪があり得る想定です。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
京都 | 重~不良 | 重~不良 |
東京 | 良~稍重 | 稍重~重 |
新潟 | 良~稍重 | 良~稍重 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
京都10R 錦S 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
2011年創設で非開催年が3回あり、過去9回施行。
その内、ハンデ戦は7回。
出走頭数は8~15頭、10頭付近が多く、少頭数になりやすい。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量52-57.5kg、勝ち馬斤量53-57kg。 53kg以下[1-1-2-11]、57kg以上[1-1-0-2]だが、 53kg以下の3着内がすべて2018年以降であるのに対し、 57kg以上の2着内はすべて2016年以前で、近年は軽ハンデ有利の傾向。 |
展開/脚質 | 差し有利で、逃げ切りは決まっていない。 3コーナーで後方50%にいた馬も4勝で、後方からも届いている。 |
枠順 | 4-7枠で7勝と、外寄りが有利。 8枠までいくと連対率0%。 |
人気 | 荒れやすく、5番人気以下が4勝している。 |
血統 | 日本系が有利で、日本系産駒が6勝、母父日本系も含めると8連勝中。 特に、日本系×米国系が6勝で有利。 直近はディープインパクト系産駒が2連勝中。 欧州系産駒は初年度に勝ったが、 その後は日本系×欧州系が2勝しているのみで、不利な傾向。 |
臨戦過程 | 前走1600mを走った馬が6勝で有利。 それ以外も含め、すべての勝ち馬が前走で京都か阪神を走っている。 2勝クラスからの連勝は2回あり、 どちらも過去3週以内に阪神/芝/1600mを走っていた。 |
<買い条件>
⑩グランディア/西村淳也/中内田充正 統計イチオシ
7枠、上がりタイム上位、母父日本系、前走が阪神、1レース目で勝鞍が多い厩舎。
⑥ヴィアルークス/武豊/藤原英昭
⑨スリートップキズナ/藤岡康太/伊藤圭三
5-6枠、ディープインパクト系産駒、前走が1600m。
③ロワンディシー/藤岡佑介/北出成人
母父日本系、前走が阪神1600m。
⑪シェイリーン/北村友一/池添学
7枠、軽ハンデ、4週前に阪神で2勝クラスを勝利。
<消し条件>
⑫パーソナルハイ/高倉稜/矢作芳人
⑬メイケイハリアー/古川吉洋/木原一良
8枠の馬。
④トオヤリトセイト/松若風馬/松下武士
⑤ヤマニンペダラーダ/岩田望来/中村直也
7歳以上が勝つ確率が低い条件。
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
東京10R 青竜S ダート/1600
<過去10年間のレース統計>
2014年創設。
出走頭数は12~16頭で、フルゲートは1回だけ、概ね12~14頭で開催。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量54-57kg、勝ち馬斤量56-57kg。 54kgは[0-1-0-14]で、牡馬の壁が厚い状況。 |
展開/脚質 | 先行有利で、3コーナー4番手以内が6勝、逃げ切りも1回ある。 しかし上がりタイム最速馬の連対率は高く、 速い上がりが使えればポジションは問わない傾向もある。 |
枠順 | 8枠が有利で、5勝している。 1-2枠は0勝だが、2着は3回ある。 |
人気 | 創設以来、1番人気が勝ったことのないレース。 2-3番人気も1勝ずつで、5番人気以下が6勝と荒れやすい。 |
血統 | 父または母父サンデーサイレンス系が6勝。 組み合わせでは日本系×欧州系が5勝で有利。 しかし直近3年は日本系産駒が勝っていないなど、 目立った偏りは無く、様々な血統構成の産駒が勝っている。 道悪では米国系の勝率が上がる傾向のコースで、 直近3年間の道悪4回では、米国系産駒が3勝、残る1回も母父米国系。 良馬場に近いほどサンデーサイレンス系が良く、 不良馬場に近いほど米国系が良くなってくる。 |
臨戦過程 | ダートのオープン特別からが4勝。 前走で1勝クラスを勝った馬が3勝。 前走が芝の馬も2勝しているが、いずれもダートで勝利経験がある。 |
<買い条件>
⑦ジャスリー/戸崎圭太/田島俊明 統計イチオシ
上がりタイム上位、前走で1勝クラスを勝利、このコースと2レース目で勝鞍が多い騎手。
⑧コパノパサディナ/松山弘平/村山明
8枠、先行力上位。※日本系産駒、道悪ではマイナス
⑤ラフエイジアン/田辺裕信/中舘英二
先行力上位、前走で1勝クラスを勝利。
②ウェイワードアクト/坂井瑠星/田中博康
先行力上位、このコースで勝鞍が多い騎手。
<消し条件>
①ドンデンガエシ/ルメール/尾関知人
④フレンドキング/内田博幸/南田美知雄
前走が芝、かつダートで勝利経験が無い馬。
<東京/ダート/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
③ヒルズカーン/吉田豊/松永康利
⑨ナイトアクアリウム/長岡禎仁/杉山佳明
新潟11R 弥彦S 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
2021年創設。
過去2回は10,14頭立てで、いずれも矢作厩舎の馬が勝っている。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | 3コーナー2番手が2連勝中で、どちらも逃げ切りに近い形。 2-3着には後方から差し馬が来ているが、逃げ粘っている。 |
枠順 | 過去2回の馬券内6頭の内、3-5枠が5頭を占めている。 WIN5全体の、このコースの直近10レースでは、5-8枠が9勝しており、 外寄り有利の傾向。 |
人気 | 5,6番人気が勝ち、荒れている。 1番人気は2年連続で4着以下。 WIN5全体の直近10レースでは、8レースで1-2番人気が勝利。 このレースだけが荒れている状況。 |
血統 | 欧州系産駒が2連勝中で、過去2回の馬券内6頭は、すべて父または母父欧州系。 WIN5全体の直近10レースでは、キングマンボ系とディープインパクト系が双璧。 欧州系産駒の場合は母父欧州系が強く、 日本系産駒の場合は母父米国系が強い傾向。 |
臨戦過程 | 新潟以外から、中1週/連闘と短い間隔で臨んだ馬が勝っている。 どちらも前走の距離は1600m以上。 |
<買い条件>
④ソウルトレイン/勝浦正樹/昆貢 統計イチオシ
4枠、先行力上位、母父欧州系、中2週で前走が新潟以外の1600m以上。
⑪フィールシンパシー/横山琉人/小島茂之
先行力上位、欧州系産駒。
⑥トゥデイイズザデイ/荻野極/池江泰寿
⑧クライミングリリー/丹内祐次/国枝栄
5-6枠、ディープインパクト系×米国系。
<消し条件>
①ルドヴィクス/菱田裕二/久保田貴士
1-2枠から先行できる確率が低い馬。
<今週勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑨グランスラムアスク/丸山元気/矢作芳人
同一レース3連覇の確率が低い。
<新潟/芝/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑦エリオトローピオ/柴田大知/深山雅史
京都11R 栗東S ダート/1400
<過去10年間のレース統計>
過去2年は中京で代替開催。
京都開催では出走14~16頭、フルゲート6回と、多頭数で安定。
展開/脚質、枠順、血統については、京都開催8レース分のみを考慮。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量51-58kg、勝ち馬斤量53-58kg。 52kg以下[0-0-0-12]で、53kgの2勝/2着2回とは明確な差がある。 一方でトップハンデは3勝しており、重ハンデは強い傾向。 |
展開/脚質 | 先行有利で、3コーナー2番手以内が4勝、逃げ切りも2回。 良馬場では前が止まりやすく、3回中2回で、中団以降から差し届く展開になっている。 |
枠順 | 内枠有利で、1-4枠で7勝している。 5,7枠の連対率が0%で、8枠も逃げた馬の2着が1回あるのみ。 |
人気 | 1-3番人気で9勝しており、荒れにくい。 中京でのみ、7番人気勝利と荒れている。 |
血統 | 米国系が有利で、米国系産駒が4勝、母父米国系も含めると6勝。 近年は道悪でサンデーサイレンス系産駒が強く、直近4年で3勝している。 後方から差して勝っている2頭はいずれも欧州系産駒。 |
臨戦過程 | 前走1200-1400mを走った馬が8勝で有利。 1600mからは2勝しているが、いずれも重賞。 オープンクラス連勝、3勝クラスから連勝、いずれも2回ずつある。 |
<買い条件>
⑦アルサトワ/小崎綾也/斉藤崇史 統計イチオシ
4枠、先行力上位、母父サンデーサイレンス系。
⑬ピンシャン/松田大作/森秀行
⑭メイショウテンスイ/太宰啓介/河内洋
先行力上位、米国系産駒、前走1200-1400m。
⑩アイオライト/岩田望来/武藤善則
上がりタイム上位、欧州系産駒、前走1200m。
<消し条件>
⑮ディアノイア/松若風馬/杉山晴紀
⑯レディバグ/酒井学/北出成人
5,7,8枠で、先行できる確率が低い馬。
①デンコウリジエール/秋山真一郎/荒川義之
③ブルベアイリーデ/西村淳也/杉山晴紀
⑤ベルダーイメル/藤岡佑介/本田優
⑪ロードシュトローム/川須栄彦/清水久詞
前走が1600m以上、かつ重賞でない馬。
⑥スマートダンディー/鮫島克駿/石橋守
9歳以上が勝つ確率が低い条件。
<京都/ダート/短距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
④タガノクリステル/和田竜二/長谷川浩大
⑨テイエムアトム/幸英明/石栗龍彦
東京11R ヴィクトリアマイル 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
すべて16頭以上、フルゲートが8回。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | 差し有利で、直近は8年連続で3コーナー4番手以降が勝利。 最も後方に位置した馬で12番手で、追い込みは決まりにくい。 |
枠順 | 4つの枠しか勝ち馬が出ておらず、それが2,3,6,7枠。 4-5枠は2着が3回ずつあり、極端な1,8枠が不利と言える。 しかし8枠は2着が2回ある一方で、1枠は唯一の連対率0%。 |
人気 | 5番人気以下が6勝しており、荒れやすい。 1番人気は3勝しているが、2-3番人気は0勝。 |
血統 | 日本系が有利で、日本系産駒が7勝している。 その内、母父米国系が6勝。 欧州系産駒は苦戦傾向で、特に欧州系×欧州系の勝ち馬は、 レース創設以来17年間で1頭だけ。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で重賞を走り、負けている。 レース創設以来17年間で、前走から連勝した馬は1頭だけ。(阪神牝馬Sから) 2016年以降は、前走が1600m以上の馬が7連勝中。 直近は、前走がG1の馬が3連勝中。 最も勝ち馬を出しているのは、阪神牝馬Sから4勝。 |
<買い条件>
⑯ソダシ/レーン/須貝尚介 統計イチオシ
昨年の勝ち馬、前走が1600m以上のG1。
⑮ルージュスティリア/川田将雅/藤原英昭
日本系×米国系、前走が阪神牝馬S、このコースで勝鞍が多い騎手。
⑬ディヴィーナ/M.デムーロ/友道康夫
母父日本系、前走が阪神牝馬S、このコースで勝鞍が多い騎手。
⑪ナミュール/横山武史/高野友和
母父日本系、前走が1600m以上、5レース目で勝鞍が多い騎手。
⑫ナムラクレア/浜中俊/長谷川浩大
上がりタイム上位、日本系×米国系、前走がG1。
<消し条件>
①ロータスランド/横山典弘/辻野泰之
②スターズオンアース/ルメール/高柳瑞樹
1枠の馬。
③サウンドビバーチェ/松山弘平/高柳大輔
⑦イズジョーノキセキ/岩田康誠/石坂公一
⑩サブライムアンセム/三浦皇成/藤原英昭
欧州系×欧州系の血統構成の馬。
⑧ララクリスティーヌ/菅原明良/斉藤崇史
⑭ステラリア/団野大成/斉藤崇史
前走で重賞を勝っている馬。
<今週勝利の確率が低い騎手/厩舎>
④アンドヴァラナウト/吉田隼人/池添学
異なる馬で同一G1連覇の可能性が低い騎手。
<東京/芝/中距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑨クリノプレミアム/松岡正海/伊藤伸一
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