2024年5月12日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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5/12(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

明日は西から徐々に天気が崩れてきそうですが、開催中に雨は降らない想定。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
新潟
東京
京都

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

京都10R 錦S 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
2021~2022年は非開催
この時期は、2021年は2回阪神でストークSが、2022年は3回中京で志摩Sが施行されているため、
これらを含めた10レースを対象に分析する
京都開催の出走頭数は8~14頭
10頭付近になりやすい条件

統計項目傾向
斤量2015年/2022年が定量戦のため、ハンデ戦は8回
設定斤量52-57.5kg、勝ち馬斤量53-57kg
出走頭数の比率通りに分布しており、特に目立った有利/不利が無い
枠順京都開催では中枠有利で、4-7枠が7勝
1枠は11頭立てで1着が1回あるが、それ以外は連対なし
2枠は京都開催では複勝率0%
3枠になると2着が3回あり、極端な内枠が不利な傾向
外枠も、8枠は連対率0%
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
少頭数ほど差し有利の傾向で、11頭以下の5回では、3コーナー5-7番手が4勝
13頭以上の3回はすべて2-4番手が勝っており、先行有利
血統日本系有利で、産駒が5勝、母父でも2勝
掛け合わせ相手は米国系がやや有利だが、米国系と欧州系に共通して、
ミスプロ系とノーザンダンサー系に二分されている
米国系産駒の2勝はいずれも稍重の場合で、不良の場合も母父米国系が勝っている

WIN5全体では、京都競馬場リニューアル以降、
父/母父ディープインパクト系の勝ち馬が出ていないコース
欧州血統は、キングマンボ系とノーザンダンサー系に二分されている
稍重以下で米国系有利は、このレースと同様の傾向
臨戦過程前走で阪神を走った馬が7頭、京都を走った馬が3頭
阪神1600mを走った馬が5頭で最多
昇級初戦の連勝は4回あり、その内3頭が前走も1600m
前走が二桁着順だった勝ち馬2頭は、どちらも前走1600m以外
人気4番人気以下が6勝しており、荒れやすい
1番人気は4勝/2着3回と堅実に走っており、やや極端な傾向

モンテディオ/斎藤新/四位洋文 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-7枠
◯先行力上位
◯サンデーサイレンス系産駒/キングマンボ系産駒
◯1レース目、または京都/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1-2枠/8枠
✖父/母父がサンデーサイレンス系/キングマンボ系/欧州ノーザンダンサー系のいずれでもない産駒
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が京都/阪神以外
✖京都/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

東京10R ウオッカC ダート/1600

<過去10年間のレース統計>
今年は記念競走枠になった立川特別
立川特別が1600m戦になったのは2019年からで、ハンデ戦は2021~2022年の2回
同開催の平場/混合/2勝クラス直近5回も加えた、計10レースを対象に分析
出走頭数は10~16頭
立川特別の過去5回はフルゲート2回だけで、13頭以下が過半数

統計項目傾向
斤量設定斤量52-56kg、勝ち馬斤量はいずれも56kg
トップハンデ56kgが[2-1-0-4]で圧倒的に強い
55kg以下は[0-1-2-17]で、唯一の連対は54kg
枠順頭数によって内外の有利/不利が変わりやすいが、6枠が5年連続連対中
フルゲートの5回では、6-8枠が4勝
特に8枠は、2勝/2着1回/3着3回で高い複勝率を誇るが、
逆にフルゲートでなければ0勝で、3着以内も1回だけ

13頭以下の5回では、4枠2勝/2枠1勝で、内枠が過半数を占める
1枠/3枠は同じレースで連対しただけで、それ以外の9レースでは複勝率0%
展開/脚質3コーナー5番手以内が6勝で、その内4頭が2番手以内
2023年は特に顕著で、4レースの勝ち馬すべて番手から逃げ馬を交わして1着
血統米国系産駒が7勝で、母父も米国系の産駒が3勝している
良馬場はすべて米国系産駒が勝利し、系統は、
ストームキャット/エーピーインディ/ミスプロが拮抗している
稍重以下の5回では、父/母父サンデーサイレンス系が4勝している
臨戦過程過去5回の連対10頭を見ると、昇級初戦はいない
前走で阪神/中山1800mを走った馬が3頭ずつで、東京だった馬よりも多いが、
前走も東京1600mを走った2頭は、どちらも1着
1700mからは1頭だけで、3着以内まで見ても2頭
距離延長で3着以内に入った馬はいない
人気2-4番人気が8勝しており、大荒れはしにくい
1番人気は0勝、3着以内に入ったレースが3回だけ

②ピックアップライン/松岡正海/田中剛 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量56kg
◯2枠/4枠/6枠
◯先行力上位
◎ストームキャット系産駒
◯米国系産駒
◯2レース目、または東京/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖1枠/3枠/8枠
✖父/母父がいずれも米国系でない、かつ欧州ミスプロ系でない血統構成
✖2勝クラスを勝つ確率が低い7歳以上
✖前走が1600m未満/1800m超
✖東京/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

新潟11R 弥彦S 芝/1800

<過去10年間のレース統計>
2021年創設
このコースで春に3勝クラスが施行されているのは、2020年のパールSから
2勝クラスはそれ以前にも施行されているため、胎内川特別/赤倉特別を含めた直近10回を対象に分析
出走頭数は8~14頭
10頭以下は2回だけで、12~14頭が7回

統計項目傾向
枠順中枠有利で、3-6枠が7勝
6枠が5頭、7枠が4頭連対しており、連対率ではこの二枠が抜けている
一方、8枠は10頭立ての場合に1着があるだけで、それ以外は連対なし、3着も1回だけ
大外はやや不利な傾向

今年はフルゲートになったが、上級条件でBコース多頭数がかなりレアな施行条件
未勝利戦のみだが直近10レースを見ると、中枠有利傾向は共通
最多14頭のこのレースと見比べると、
7枠の連対が減って4枠の連対が増えているため、中枠有利のまま、
頭数分シフトしている様が見て取れる
展開/脚質後傾ラップになりやすく、逃げ有利
3コーナー4番手以内が9勝しており、特に弥彦Sは直近2年連続で逃げ切り勝ち
パールSから通算して、3勝クラスはすべて3コーナー2番手以内が連対している
血統日本系産駒が7勝、母父でも1勝
ディープインパクト系とサンデーサイレンス系は拮抗しているが、
WIN5全体では2020年以降、ディープインパクト系産駒のみが勝っているコース
欧州血統はノーザンダンサー系とロベルト系に二分されるが、
近年はキングマンボ系産駒も有利な傾向
母父米国系の3頭はすべてノーザンダンサー系で、
WIN5全体でも登場するのは母父のみ、ほぼノーザンダンサー系という傾向は共通
臨戦過程弥彦Sの勝ち馬はすべて前走から中1週以内で、連闘もある
走ったレースは、3勝クラス過去4回の2着馬まで見ても、目立った傾向が無い
距離延長は3頭で、すべて阪神1600mから
人気4-6番人気が6勝しており、荒れやすい
弥彦Sも創設以来、4-6番人気が1勝ずつ

⑦バールデュヴァン/丸山元気/浜田多実雄 統計イチオシ

<買い条件>
◯4-6枠
◯逃げ脚質
◯ディープインパクト系/キングマンボ系産駒
◯前走から中2週以内
◯3レース目、または新潟/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖父/母父米国系かつ、ノーザンダンサー系でない
✖前走が1800m未満かつ、阪神1600mでない
✖新潟/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

京都11R 栗東S ダート/1400

<過去10年間のレース統計>
2021~2022年は中京で代替開催
出走頭数はすべて14頭以上

統計項目傾向
斤量設定斤量51-60kg、勝ち馬斤量53-58kg
56kg以下が7勝しているが、近年の京都は重ハンデが強い
58kgが2勝しているのが2020年/2023年で、直近の京都開催を2連勝している
特に道悪で重ハンデが強い傾向で、道悪4回はすべて57kg以上が連対しているが、
稍重までだと54kg以下が連対馬の半数を占める
52kg以下は[0-0-0-11]で複勝率0%
枠順京都開催は顕著な内枠有利で、1-2枠だけで過半数の5勝
勝ち馬すべて5枠より内で、15頭以上の場合、7-8枠は連対率0%
展開/脚質京都開催では先行有利で、3コーナー3番手以内が4連勝中
特に馬場が渋るとその傾向が強く、稍重以下の5回はすべて、5番手以内が勝っている
8番手以降が勝っているのは良馬場の場合だけ
中京開催は2年ともに前傾ラップの追い込み有利で、3コーナー12番手以降が2連勝した
血統京都開催ではノーザンダンサー系有利で、5頭が母父ノーザンダンサー系
その内、父もノーザンダンサー系の産駒が2頭いる
臨戦過程オープン特別/リステッドから5頭、重賞から3頭、昇級初戦が2頭と分散している
前走で走った距離も、1200mと1400mが4頭ずつで拮抗
距離短縮は2頭で、いずれも重賞から
人気3番人気以上が8勝しており、荒れにくい
特に3番人気が最多の5勝で、2番人気は連対1回のみと上位人気の中では苦戦している

①タガノクリステル/和田竜二/長谷川浩大 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量54-55kg
◯1-4枠
◯先行力上位かつ、逃げ脚質でない
◯サンデーサイレンス系産駒
◯母父ノーザンダンサー系の産駒
◯4レース目、または京都/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖7-8枠
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖前走が1400m超かつ、重賞でない
✖京都/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

東京11R ヴィクトリアマイル 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて16頭以上

統計項目傾向
枠順内枠有利で、3枠が直近3連勝含め、5勝で半数を占める
2-3枠で7勝しているが、1枠は連対率0%
1着があるのは7枠までだが、8枠も連対3回が直近6年に集中している
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム3番手以内が8勝
3コーナー4番手以降が9連勝中で、特に7番手以降が6勝だが、
最も後方に位置した馬で12番手までで、追い込みは決まりにくい
血統日本系産駒が7勝、母父でも1勝
2018年以降の3勝はすべてディープインパクト系産駒
2012年以降は、3代以内にサンデーサイレンスを持つ馬が12連勝中
父/母父が日本系でない場合は、父か母父がクロフネで、
ノーザンダンサーのクロスを持つのが特徴
臨戦過程すべての勝ち馬が前走で重賞を走り、負けている
レース創設以来18年間で、前走から連勝した馬は2008年の1頭だけ(阪神牝馬Sから)
特に前走から距離延長した馬はすべて、前走で二桁着順に負けている
前走から2F以上距離延長/短縮したのは3頭で、すべて前走がG1

優先出走権を取った馬は16頭出走して、2着が1回あるだけ
トライアルレース組では、阪神牝馬Sで負けた馬が圧倒的な成績を誇る
阪神牝馬S/1着[0-1-0-9]
阪神牝馬S/2着以下[4-2-4-48]
福島牝馬S/1着[0-0-0-6]
福島牝馬S/2着以下[0-1-0-15]
人気4番人気以下が8勝しており、非常に荒れやすい
1番人気は2勝しているが、2番人気は連対率0%

②フィアスプライド/ルメール/国枝栄 統計イチオシ

<買い条件>
◯2-3枠
◯上がりタイム上位
◯ディープインパクト系/キングマンボ系産駒
◯前走が4着以下
◯5レース目、または東京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1枠
✖父/母父がいずれも日本系でない、かつノーザンダンサー系でもない産駒
✖前走が重賞でない
✖前走が1着
✖東京/芝/中距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎

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