6/18(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
かなり気温も上がって、3週ぶりに全トラック良馬場で行われそうです。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
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阪神 | 良 | 良 |
東京 | 良 | 良 |
函館 | 良 | 良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
阪神10R 灘S ダート/1800
<過去10年間のレース統計>
直近3年は2000mで施行されていたが、1800mに戻る。
直近2年は1回/2回開催で施行されていたが、3回開催に戻る。
1800m/2000mの傾向は似るため、合算して分析。
出走頭数は12~16頭、14頭以上が7回で、概ね多頭数。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | 先行有利で、1コーナー5番手以内が9勝 1800mでは逃げ切り勝ちは無く、好位から速い上がりが求められる傾向 |
枠順 | 特に偏りなし 4枠は2012年に1勝しているが、それ以降、複勝率0% |
人気 | 1-3番人気で8勝しており、荒れにくい 馬場が渋ると荒れやすく、稍重で7番人気、重で5番人気が勝利 良馬場はすべて1-2番人気が勝利 |
血統 | 1800mは日本系×欧州系が有利で、5勝している 特に、サンデーサイレンス系とロベルト系が強い傾向 道悪は2回あり、いずれも母父米国系が勝利 |
臨戦過程 | 前走で1800m以上を走った馬が9勝で有利 前走が芝だった勝ち馬もいる |
<買い条件>
⑫セブンスレター/酒井学/武井亮 統計イチオシ
好位追走/上がりタイム上位、日本系×ロベルト系。
⑤ルイナールカズマ/団野大成/奥村豊
好位追走/上がりタイム上位。
⑥スワヤンブナート/坂井瑠星/須貝尚介
⑭ヒミノフラッシュ/和田竜二/河村禎彦
⑮クリノホノオ/松若風馬/谷潔
日本系×欧州系。
<消し条件>
⑦セレッソ/西村淳也/長谷川浩大
⑧トウセツ/藤岡康太/杉山佳明
4枠の馬。
①ゴールドブリーズ/西塚洸二/深山雅史
前走1800m未満の馬。
<阪神/ダート/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
②マイネルクロンヌ/岩田望来/青木孝文
③ダノンブレット/幸英明/菊沢隆徳
④クインズバジル/川須栄彦/梅田智之
⑩コパノニコルソン/泉谷楓真/宮徹
⑪コパノリッチマン/田口貫太/村山明
⑯カネコメノボル/森裕太朗/中尾秀正
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
東京10R 多摩川S 芝/1400
<過去10年間のレース統計>
1400mになったのは2020年からで、定量戦が2回ある。
1400mになってからの出走頭数は10~16頭。
展開/脚質、枠順、血統、臨戦過程については、1400m戦の3回分を対象に分析。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量51-58kg、勝ち馬斤量54-58kg 53kg以下は[0-1-0-27]で、かなり苦戦 |
展開/脚質 | 後傾ラップになりやすく、先行有利 すべて3コーナー3番手以内が勝っている WIN5全体では、頭数が少ないと先行馬、多いと差し馬が強い傾向 |
枠順 | 7枠2勝、8枠1勝 外枠の先行馬が3連勝している WIN5全体でも外枠有利で、直近の15レースを、6-8枠が12勝しているコース |
人気 | 大荒れしやすく、6番人気以下4勝、二桁人気も2勝している WIN5全体でも荒れやすいコースで、今年のフリーウェイSも15番人気が勝利 |
血統 | 日本系が不利で、父/母父いずれも日本系でない馬が3連勝中 WIN5全体でも同じ傾向で、欧州系産駒が強く、 近年は特にロベルト系と、グレイソヴリン系が強い傾向 |
臨戦過程 | 特に偏りなし |
<買い条件>
⑥ソネットフレーズ/石川裕紀人/手塚貴久 統計イチオシ
先行力上位、ロベルト系産駒。
⑩セッタレダスト/津村明秀/嘉藤貴行
先行力上位、欧州系産駒。
⑫ソウテン/横山武史/加藤征弘
6枠、欧州系産駒。
<消し条件>
④ヴェルトハイム/戸崎圭太/友道康夫
⑤マイヨアポア/三浦皇成/和田正一郎
⑦ファロロジー/M.デムーロ/高橋裕
⑬グルアーブ/菊沢一樹/林徹
⑭スコールユニバンス/丸山元気/矢作芳人
斤量53kg以下の馬。
<東京/芝/短距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑧ニシノラブウインク/永野猛蔵/小手川準
⑮ハーツラプソディ/武豊/今野貞一
函館11R UHB杯 芝/1200
<過去10年間のレース統計>
3勝クラスになったのは2020年からで、2021年のみダート1700mで施行。
また、昨年から定量戦。
ダートを除く9回分を対象に分析。
出走頭数はすべて13頭以上、フルゲート6回と、多頭数で安定。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | 馬場状態で傾向が変わる 良馬場では先行有利で、6回中、4回が逃げ切り勝ち 稍重以下の3回では逃げ切りは無く、中団以降から差し届いている |
枠順 | 1-3枠が勝率/連対率ともに高く、内枠有利 しかしフルゲートの8枠からも勝ち馬が出ており、 良馬場なら、先行できれば枠は問わない傾向 |
人気 | 直近は3番人気以上が4連勝中だが、ハンデ戦では大荒れしていた |
血統 | 父/母父米国系が6勝しており、特にミスプロ系が強い傾向 |
臨戦過程 | 特に偏りなし |
<買い条件>
①アイルビーザワン/横山琉人/田島俊明 統計イチオシ
内枠、先行力上位、フォーティナイナー系産駒。
⑩イルクオーレ/荻野極/高橋文雅
逃げ脚質。
④ショウナンラスボス/岩田康誠/奥村武
⑤ブルースピリット/丹内祐次/岩戸孝樹
⑥レベレンシア/鮫島克駿/安田翔伍
内枠、先行力上位。
阪神11R マーメイドS 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は12~16頭、12頭になったのは1回だけで、多頭数で安定。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量48-56kg、勝ち馬斤量50-56kg 49kg以下は[0-0-0-11]で、50kgの[2-1-0-20]と比べると明確な差がある レース毎に見た場合の最重量は1勝だけで、53kg以下が7勝と、軽ハンデ有利 |
展開/脚質 | 近年は先行有利傾向で、1コーナー3番手以内が3連勝中 後傾ラップになりやすいが、最後方からの追い込みも決まっている |
枠順 | 1-2枠で4勝、7-8枠で5勝と、内外の二極化 後方待機で追い込みを決めているのは、すべて1-2枠の馬 7-8枠からは、先行/差しいずれの勝ち馬も出ている |
人気 | 非常に荒れやすく、1,3番人気が1勝ずつしている以外は、すべて6番人気以下が勝利 直近5年で、7番人気2勝、10番人気3勝 1番人気は直近7年、連対なし |
血統 | 日本系有利で、日本系産駒が6勝、母父も含めると9勝 近年は日本系×米国系が強く、直近5年で4勝している |
臨戦過程 | パールSが施行されていた2019年までは、7年で勝ち馬を5頭出す好相性ローテだった 今年の番組でこれに近しいのは、紫野特別/シドニーTからの臨戦 重賞から臨戦した馬は11連敗中 3勝馬が強く、格上挑戦も成功しやすい |
<買い条件>
⑪ビジン/酒井学/武英智 統計イチオシ
外枠、斤量53kg以下、先行力上位、日本系×米国系。
③ヒヅルジョウ/松若風馬/岡田稲男
内枠、斤量53kg以下、先行力上位、前走シドニーT。
⑩ハギノメーテル/今村聖奈/寺島良
外枠、斤量53kg以下、先行力上位、日本系産駒。
①シンシアウィッシュ/角田大河/吉村圭司
内枠、斤量53kg以下、日本系産駒、3勝馬。
<消し条件>
②シャーレイポピー/藤岡康太/石坂公一
④ビッグリボン/西村淳也/中内田充正
⑤ホウオウエミーズ/団野大成/池上昌和
⑧ウインマイティー/和田竜二/西園正都
⑨ストーリア/坂井瑠星/杉山晴紀
前走が重賞の馬。
<阪神/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑥タガノフィナーレ/田中健/中村直也
⑦ランスオブアース/泉谷楓真/本田優
⑫サンカルパ/菱田裕二/田中博康
⑬ゴールドエクリプス/西塚洸二/大久保龍志
東京11R ユニコーンS ダート/1600
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は13~16頭、13頭になったのは1回だけで、他はすべて15頭以上。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 牝馬は[0-2-0-15]で、最後に連対したのは2014年 |
展開/脚質 | 前傾ラップになりやすく、差し有利 上がりの速い馬が着順上位になりやすい |
枠順 | 特に偏りなし 2枠が0勝だが、2着は1回ある |
人気 | 2007~2020年はすべて3番人気以上が勝ち、非常に荒れにくかったが、 直近は7番人気が2連勝中 |
血統 | 米国系とサンデーサイレンス系が有利 米国系産駒5勝、サンデーサイレンス系産駒4勝 米国系×サンデーサイレンス系の血統構成で6勝 父/母父いずれも米国系でない馬は1勝だけ 米国系9頭の内、ミスプロ系派生系を持つ馬が5勝 サンデーサイレンス系の4勝は、すべてゴールドアリュール系の産駒 父/母父が欧州系の馬は2勝だけで、かつ、いずれも重馬場 |
臨戦過程 | 前走でオープンクラスを走った馬が9勝で有利、芝からも1勝 唯一条件戦からの臨戦だった勝ち馬は、前走も同コースを走っていた |
<買い条件>
⑨グレートサンドシー/川田将雅/中内田充正 統計イチオシ
上がりタイム上位、米国系産駒、このコースで特に勝鞍が多い騎手、この騎手で勝鞍が多い厩舎。
③ペリエール/ルメール/黒岩陽一
上がりタイム上位、米国系×サンデーサイレンス系。
ただし、ルメールはダートで61連敗中。
<消し条件>
⑪ニシノカシミヤ/永野猛蔵/伊藤圭三
牝馬。
①オマツリオトコ/M.デムーロ/伊藤圭三
②ジャスパーバローズ/丸山元気/清水久詞
⑤ワールズコライド/大野拓弥/堀宣行
⑥アイファーテイオー/藤懸貴志/鮫島一歩
⑦サンライズジーク/三浦皇成/矢作芳人
⑬ブライアンセンス/横山武史/斎藤誠
父/母父が欧州系、かつミスプロ系またはゴールドアリュール系を持たない馬。
⑩ニシキギミッチー/武豊/鈴木伸尋
⑫ヘンリー/松山弘平/吉岡辰弥
⑭ハードワイヤード/菅原明良/加藤征弘
⑮メイショウモズ/戸崎圭太/松永昌博
前走がオープンクラスでない、かつ東京/ダート/1600mでない馬。
<東京/ダート/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
④ラフエイジアン/田辺裕信/中舘英二
⑧カレンアルカンタラ/津村明秀/新谷功一
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