2024年1月21日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
スポンサーリンク

1/21(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

土曜から日曜にかけて3場ともに雨。
明日は全トラック道悪想定です。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
中山重~不良重~不良
京都重~不良重~不良
小倉重~不良重~不良

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

京都10R 羅生門S ダート/1200

<過去10年間のレース統計>
2020年まで1400mで施行されており、条件変更して再開
近走のコース傾向を確認したいが、2023年の3勝クラスは3レースのみ
そのため、オープン特別を含めた全6レースを対象に分析
出走頭数はすべて13頭以上、フルゲート5回で多頭数になりやすい条件

統計項目傾向
枠順外枠有利で、6-8枠が4勝
唯一内枠が勝った藤森Sも、2着は8枠
1枠は連対率0%だが、2枠と3枠は連対が複数回あり、目立った内枠不利ではない
展開/脚質馬場状態で傾向が異なる
良馬場は先行有利で、勝ち馬すべて3コーナー3番手以内
逃げ切りも1回ある
稍重以下は差し有利で、勝ち馬すべて3コーナー6-7番手
血統米国系と日本系が有利で、掛け合わせも米国系×日本系が4勝で過半数
稍重以下の3回はすべて、父/母父がミスプロ系
人気2番人気以上が5勝しており、荒れにくい
しかし8番人気以下が3回連対しており、大荒れの要素がある

ジェットエンブレム/武豊/石坂公一 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-8枠
◯差し脚質
◎父/母父がミスプロ系/フォーティナイナー系の産駒
◯米国系×日本系の産駒
◯1レース目、または京都/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1枠
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖京都/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

中山10R アレキサンドライトS ダート/1800

<過去10年間のレース統計>
2-3年毎に定量戦/ハンデ戦が切り替わっており、今年はまた定量戦
出走頭数は9~16頭
近年はフルゲートになりにくく、12頭以下が3年続いている

統計項目傾向
枠順外枠有利で、5-8枠が7勝
頭数が少ないほどその傾向が顕著で、12頭以下の4回はすべて6-7枠が勝っている
内枠は1-3枠が1勝ずつしているが、すべて16頭立ての場合
展開/脚質先行有利で、1コーナー3番手以内が6勝
逃げた馬が6回連対している
血統近年は日本系と米国系が有利
直近6年は、日本系産駒3勝、米国系産駒3勝
掛け合わせも日本系×米国系が3勝
種牡馬系統には目立った偏りなし

WIN5全体のコース傾向では、良馬場は欧州系、道悪は米国系が有利
2021年以降の25レースで、良/稍重が20回、重/不良が5回
良/稍重では父/母父欧州系が14頭で最大派閥となるのに対して、
重/不良ではすべての勝ち馬が父/母父米国系
特にエーピーインディ系産駒が3勝で有利
エーピーインディ系産駒はすべての勝鞍を稍重以下の馬場状態で挙げている
臨戦過程すべての勝ち馬が前走で1800m以上を走っている
特に、前走も中山1800mを走った馬が7勝
昇級初戦の連勝が6回で過半数
人気近年は荒れにくく、直近6年は2番人気以上が5勝している
過去10年全体では、5番人気以下が4勝
逃げ有利傾向の中、人気薄は追い込んで勝ちやすい傾向

フラッパールック/津村明秀/林徹 統計イチオシ

<買い条件>
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◎エーピーインディ系産駒
◯父/母父米国系の産駒
◎前走が中山1800mかつ、2勝クラスを勝利
◯前走が中山1800m
◯2レース目、または中山/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖欧州系×欧州系の産駒
✖前走が1800m未満
✖中山/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

小倉11R 豊前S ダート/1700

<過去10年間のレース統計>
2021年創設
冬開催の3勝クラスは、2020年まで門司Sが施行されており、
門司Sのオープン昇格と入れ替わりに始まったレース
2020年以前の門司S 7回を加えた、計10レースを対象に分析
出走頭数は8~16頭
豊前Sは過去3回すべて14頭以上で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量50-58.5kg、勝ち馬斤量51-56kg
55kg以下が9勝しており、重ハンデ不利
2012年の58kg2着以降、2022年まで56kg以上は[0-0-1-11]で連対率0%だったが、
昨年は56kg以上が3着までを独占した
枠順奇数枠有利で、5枠/7枠で過半数の6勝
1枠も1勝/2着3回
しかし唯一連対が無いのは3枠
展開/脚質先行有利で、1コーナー6番手以内が9勝
中団以降からは届きにくい
血統サンデーサイレンス系産駒5勝、欧州系産駒4勝
掛け合わせも、サンデーサイレンス系×欧州系が4連勝中
欧州/米国血統では、ノーザンダンサー系/ミスプロ系が4頭ずつ
臨戦過程すべての勝ち馬が前走で右回りの1700m以上を走っている
ローカル1700mからは3勝で、主場1800-1900mからが優勢
人気4番人気以下が7勝しており、荒れやすい
2016年以降、1番人気の連対なし

グラストンベリー/永島まなみ/藤岡健一 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量53-55kg
◯5枠/7枠
◯先行力上位
◯サンデーサイレンス系×欧州系の産駒
◯前走が右回り1800-1900m
◯3レース目、または小倉/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量57kg以上
✖3枠
✖前走が1700m未満/2000m以上
✖小倉/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

京都11R 東海S ダート/1800

<過去10年間のレース統計>
京都開催は2020年の1回だけで、それ以外は中京で施行
コースとの関連が強い枠順/展開/血統は、
重賞のみやこSと、2023年の太秦S/平城京Sを合わせた10レースを対象に分析
出走頭数は11~16頭
15頭以上が8回で、多頭数になりやすい条件

統計項目傾向
斤量設定斤量53-58kg、勝ち馬斤量55-58kg
定量馬が8連勝中
+2kgは[1-0-1-1]、+1kgは[1-3-0-9]で、近年でも特に不利なわけではない
牝馬は[0-0-1-4]で定量/加算に関わらず連対率0%
G2に昇格して以降、2300m戦の10回では牝馬が4回連対しているが、
1900m以下で施行されるようになってからは連対なし
枠順特に偏りなし
唯一1着の無い6枠も、2着が2回ある
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム2番手以内が8勝
最も先行した勝ち馬で1コーナー4番手まで
6番手以降が7勝しており、中団以降を追走した馬が強い傾向
血統米国系とサンデーサイレンス系が有利
米国系産駒が6勝
米国系×米国系も3勝しているが、すべてノーザンダンサー系×ミスプロ系の構成
サンデーサイレンス系産駒は3勝、母父でも3勝
掛け合わせ相手は米国系と欧州系が拮抗
米国系と欧州系に共通して、勝ち馬7頭がノーザンダンサー系を持つ
臨戦過程前走で1800m以上を走った馬が9勝で有利
唯一の距離延長は武蔵野Sから
前走も重賞を走った馬が5頭だが、2005年以降、重賞連勝は無い
前走が重賞でない5頭の前走は1着4回/2着1回で、3勝クラスから連勝も2回ある
人気2番人気以上が8勝しており、非常に荒れにくい

ブライアンセンス/岩田望来/斎藤誠 統計イチオシ

<買い条件>
◯上がりタイム上位
◯米国ノーザンダンサー系×ミスプロ系の産駒
◯米国系×日本系の産駒
◯4レース目、または京都/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖ダート中距離重賞を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が1800m未満かつ、重賞でない
✖前走が重賞以外かつ、3着以下
✖京都/ダート/中距離G2で勝利の確率が低い騎手/厩舎

中山11R アメリカジョッキークラブC 芝/2200

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は11~17頭
12頭以下は3回で、14頭以上になりやすい重賞

統計項目傾向
斤量設定斤量53-58kg、勝ち馬斤量55-57kg
3着以内もすべて55-57kg
定量馬が7勝で、+1kg[3-1-1-15]、+2kg[0-1-0-2]
牝馬は[0-0-1-6]で、重賞昇格以降の38年間で見ても、1991年の1勝のみ
枠順頭数によって傾向が異なる
14頭以上の場合、勝ち馬は1-6枠で、1-5枠が6勝
反対に12頭以下の場合、勝ち馬は6-8枠
展開/脚質後傾ラップになりやすく、先行有利
4コーナー時点では、8頭の勝ち馬が4番手以内に進出している
血統欧州系が有利で、欧州系産駒7勝、母父も含めると9勝
直近4年で、欧州系×欧州系の掛け合わせが3勝している
種牡馬系統は様々で目立った偏りなし
米国系は不利で、2017年に母父で1勝しているのみ
WIN5全体でも同様のコース傾向
発生パターンの大半が日本系×米国系でミスプロ系というのも、
このレースの実績と合致している
臨戦過程すべての勝ち馬が前走で2000m以上を走っている
前走がG1だった馬が6頭
前走で重賞を勝った馬の連勝は、2005年以降発生していない
重賞以外からの連勝は過去に4回あり、すべて3勝クラスからの連勝
人気4番人気以上が8勝しており、荒れにくい

ラーグルフ/三浦皇成/宗像義忠 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-8枠
◯先行力上位
◎欧州系×欧州系の産駒
◯欧州系×日本系の産駒
◯前走が2000m以上のG1
◯5レース目、または中山/芝/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量55kg以下
✖欧州系×米国系かつ、母父がミスプロ系でない
✖芝長距離重賞を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が2000m未満
✖2週連続重賞勝利の確率が低い騎手(横山典弘、菅原明良)
✖中山/芝/長距離G2で勝利の確率が低い騎手/厩舎

コメント

タイトルとURLをコピーしました