2024年2月4日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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2/4(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

小倉は今週も雨。
雨量はあまり無いようですが、明朝まで降り続く予報で、馬場の悪化具合は読みにくいところ。
東京は午前中が雪の予報で、こちらも午後の馬場状態が不透明です。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
東京良~稍重良~稍重
京都
小倉稍重~重重~不良

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

京都10R 令月S ダート/1200

<過去10年間のレース統計>
2023年創設で、昨年は中京で代替開催
レースの特徴が出やすい、斤量/臨戦過程/人気については、
令月Sの創設以前にこの開催で施行されている、大和S/太秦Sを含めた直近8年分を対象に分析

コースの特徴が出やすい、枠順/展開/脚質/血統については、
直近のコース傾向を確認したいが、京都競馬場リニューアル後のオープン競走はまだ3レース
そのため、3勝クラスを加えた全7レースを対象に分析
出走頭数は13~16頭
13頭立ては大山崎Sの1回だけで、ほかすべてフルゲート

統計項目傾向
斤量太秦Sは別定戦のため、ハンデ戦は7回
設定斤量52-58.5kg、勝ち馬斤量52-58.5kg
53kg以下が2勝しているが、いずれも2019年以前
53kg以下は、連対しているのも2020年以前だけ
近年は重ハンデが強く、2021年以降は56kg以上だけが連対している
特に、58kg以上の連対3頭はすべて直近2年に発生している
枠順外枠有利で、5-8枠が6勝
唯一の内枠、2枠が勝った藤森Sも、2着には8枠が入っている
1枠/4枠が連対率0%
展開/脚質馬場状態で傾向が異なる
良馬場は先行有利で、勝ち馬すべて3コーナー3番手以内
逃げ切りも1回ある
稍重以下は差し有利で、勝ち馬すべて3コーナー6-7番手
血統日本系と米国系が有利で、日本系×米国系が4勝
特に日本系×ミスプロ系が3勝
欧州系産駒は3頭で、その内2頭がモーリス産駒
臨戦過程ジャニュアリーS/すばるS/根岸Sからのみ勝ち馬が出ている
最多はジャニュアリーSから4頭
前走の着順は最低7着までで、4-7着だった馬が6頭
距離短縮で連対した馬は1頭だけで、浦和記念から
人気3番人気以上が5勝しており、1番人気も5回連対している
6番人気/9番人気で荒れた2回はどちらも逃げ切り勝ち

サトノテンペスト/ルメートル/高橋亮 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量56kg以上
◯5-8枠
◯先行力上位
◯日本系×ミスプロ系の産駒
◯日本系×米国系の産駒
◯前走が4-7着
◯1レース目、または京都/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1枠/4枠
✖欧州系産駒かつ、ロベルト系/ミスプロ系でない
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖前走がジャニュアリーS/すばるS/根岸S以外
✖京都/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

東京10R 白嶺S ダート/1600

<過去10年間のレース統計>
ハンデ戦での施行が6回あり、定量戦は2021年以来3年ぶり
出走頭数は10~16頭
10頭になったのは1回だけで、他9回は14頭以上

統計項目傾向
枠順内枠有利で、1-4枠が7勝
2着回数は5-8枠の方が多く、外枠が大きく不利にはなっていない
展開/脚質先行有利で、3コーナー5番手以内が7勝
直近は3番手以内が3連勝中、2年連続で逃げ切りが決まっている
血統米国系有利で、米国系産駒6勝、母父も含めると9勝
近年はエーピーインディ系が強く、2020~2022年にかけて、
父/母父エーピーインディ系の産駒が3連勝していた
それ以外の勝ち馬はすべて、ノーザンダンサー系かミスプロ系を持つ

WIN5全体でも同様のコース傾向で、
近年はエーピーインディ系とストームキャット系が二分している
臨戦過程勝ち馬の前走がすべて異なるレースで、競馬場や距離も様々
昨年、昇級初戦が勝ったのは8年ぶり
前走も3勝クラスの場合、前走着順は最高で4着
着外だった馬が6頭で、巻き返しやすい
人気4番人気以下が7勝しており、荒れやすい
二桁人気も2勝している
定量戦/ハンデ戦に関わらず荒れており、
1番人気の連対は5回あるが、昨年の勝利が13年ぶりだった

⑧インヒズアイズ/坂井瑠星/矢作芳人 統計イチオシ

<買い条件>
◯1-4枠
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◯父/母父がエーピーインディ系/ストームキャット系の産駒
◯前走が3勝クラスかつ、4着以下
◯2レース目、または東京/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖前走が芝
✖前走が3勝クラスかつ、3着以内
✖東京/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

小倉11R 小倉日経OP 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
夏に1800mで施行されていたレースが、時期と使用コースを変更
1回開催のオープン/芝/2000mは、関門橋Sだけが2021年以降に施行されてきた条件
レース数不足のため、愛知杯2回と、3勝クラス時代の関門橋Sを加えた、計6レースを対象に分析
出走頭数は11~16頭
重賞以外でフルゲートになることは少なく、10頭付近が多い条件

統計項目傾向
斤量設定斤量53-59kg、勝ち馬斤量は55kg/56kg/57kgが1勝ずつ
過去3回すべて、定量馬のみが3着以内に入っている
斤量加算馬は+1kg(57kg)の4着が最高で、[0-0-0-6]
枠順9頭立ては圧倒的に外枠有利
小倉/芝/2000mで10頭未満は、2020年以降で3レースだけ
すべて9頭立ての8枠9番が勝っている

・以下は参考6レースの傾向
3枠/7枠が有利
3枠は2勝/2着3回、特に14頭以上では必ず連対している
7枠は3勝/2着1回、3着以内5頭は、3枠に並んで最多
3枠/7枠以外で連対しているのは5枠/6枠/8枠だけ
1枠は複勝率0%で、3枠を除く内枠不利の傾向が強い
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
3勝クラスのみ逃げた馬が勝っているが、
オープンクラスはすべて上がりタイム2番手以内が勝利
特に関門橋Sは、上がりタイム最速が3連勝
速い上がりが使えれば位置取りは問われない傾向
血統欧州系産駒が5勝、特にキングマンボ系が3勝
母父は日本系が4頭
キングマンボ系産駒でない3頭はすべて、父/母父ノーザンダンサー系
臨戦過程関門橋Sとしては、前走が重賞でない馬が3連勝
重賞から臨戦した馬は[0-2-1-14]で、苦戦傾向
2F以上の延長/短縮も[0-0-0-9]で不利
人気2番人気以上が5勝
特に関門橋Sは、7番人気以下の複勝率0%で、大荒れもしにくい
WIN5全体では、小倉記念は大荒れ傾向だが、
それ以外のレースでは概ね3番人気以上が強いコース

ハーランズハーツ/秋山真一郎/橋口慎介 統計イチオシ

<買い条件>
◯8枠
◯上がりタイム上位
◯ノーザンダンサー系×日本系の産駒
◯前走が1800-2200mかつ、重賞でない
◯3レース目、または小倉/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量加算馬
✖米国系かつ、ノーザンダンサー系でない産駒
✖芝中距離のオープン特別を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が1800m未満/2200m超
✖小倉/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

京都11R きさらぎ賞 芝/1800

<過去10年間のレース統計>
直近3年は中京で代替開催
出走頭数は8~11頭で、少頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順京都/中京に共通で、内枠有利
1-4枠が8勝で、7-8枠が勝った年も、1-2枠が連対している
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム3番手以内で、2番手以内が8勝
京都開催では、勝ち馬すべて3コーナー5番手以内
血統日本系が圧倒的に有利で、日本系産駒8勝、母父も含めると9勝
京都開催では、母父フォーティナイナー系と、母父ノーザンダンサー系が3勝ずつ
臨戦過程重賞を連戦した馬と、条件戦から連勝した馬が5勝ずつで拮抗
中京2000mで施行された直近3年は、前走も2000mを走った馬が3連勝しているが、
京都開催では、1600mからの臨戦も3勝している
1600m未満/2000m超から臨戦して連対した馬は無し
人気3番人気以上が7勝しているが、
4番人気以下の3勝はすべて京都開催で発生しており、やや荒れやすい

④ヴェロキラプトル/西村淳也/高野友和 統計イチオシ

<買い条件>
◯1-4枠
◯上がりタイム上位
◯日本系×ミスプロ系/ノーザンダンサー系の産駒
◯4レース目、または京都/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖前走が重賞でない、かつ2着以下
✖前走が1600m未満/2000m超
✖京都/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

東京11R 東京新聞杯 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は10~16頭
10頭立ては1回だけで、他すべて14頭以上

統計項目傾向
斤量設定斤量54-59kg、勝ち馬斤量55-58kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +3kg[1-0-0-1]
 +2kg[1-0-0-9]
 +1kg[3-4-3-25]
 定量 [5-6-7-83]
定量馬と斤量加算馬が5勝ずつだが、
定量馬5頭すべて牡馬に対して、斤量加算馬は5頭中4頭が牝馬
牝馬は全体でも[4-4-2-11]と有利だが、斤量加算に限ると[4-2-0-3]で勝率40%を超える
昨年、斤量加算された牡馬が勝ったのは、2011年以来12年ぶりだった
枠順内枠有利で、1-4枠が8勝
7-8枠は0勝で、2着が1回ずつあるだけだが、その2着はいずれも16頭立ての場合
展開/脚質後傾ラップになりやすいが、逃げも差しも決まる
上がりタイム4番手以下が8勝しており、後方から速い上がりを使っても届かない傾向
3コーナー5-8番手が6勝で過半数
血統日本系×欧州系が6勝、欧州系×米国系が3勝
2015年以降は、この2パターンのみが出現している
種牡馬系統で見ると、以下のパターンが2頭ずつ
ロベルト系×ミスプロ系
サンデーサイレンス系×キングマンボ系
ディープインパクト系×ノーザンダンサー系

WIN5全体のコース傾向では、ディープインパクト系産駒が圧倒的に有利
欧州血統は、キングマンボ系、ロベルト系、ノーザンダンサー系のみが出現
米国血統も、ミスプロ系、ノーザンダンサー系以外はほぼ出現していない
臨戦過程前走も重賞を走った馬が6勝で過半数だが、
それ以外の4回はすべて、3勝クラスから連勝
前走も1600mを走った馬が6勝で過半数だが、
エリザベス女王杯から3勝、菊花賞から2着1回など、大幅な距離短縮も好走している
人気4番人気以下が直近4連勝を含む6勝で、荒れやすい
2番人気以上の連対が3回だけで、2着も5番人気以下が7回と、全体的に荒れやすい
WIN5全体でも荒れやすい条件で、
2020年以降、このコースで施行された重賞16レースにおいて、
1番人気で勝ったのはアーモンドアイ、グランアレグリアのみ
2021年の安田記念以降、4番人気以下が9連勝中

マスクトディーヴァ/岩田望来/辻野泰之 統計イチオシ

<買い条件>
◯牝馬/斤量56kg以上
◯牡馬/斤量57kg
◯1-4枠
◯逃げ脚質
◯差し脚質
◯父/母父ディープインパクト系の産駒
◯欧州系×米国系の産駒
◯5レース目、または東京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖父/母父いずれもミスプロ系/ノーザンダンサー系/ロベルト系でない産駒
✖前走が重賞でない、かつ2着以下
✖東京/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

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