2024年4月14日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
スポンサーリンク

4/14(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

中山/阪神が最終週。
全国的に天気は良さそうです。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
福島
中山
阪神

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

阪神10R 立雲峡S 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
2020年創設で、2回開催で施行されているのは2023年から
2回開催で3勝クラスが組まれるようになったのは2020年からなので、
臨戦過程以外の項目は、1回開催を加えた直近10レースを対象に分析
出走頭数は9~18頭
フルゲートは1回だけで、他すべて14頭以下

統計項目傾向
枠順特に偏りなし
すべての枠が複数回連対しており、
唯一1着が無い1枠も、2着が3回ある
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、2番手以内が7勝
後傾ラップになりやすいため先行馬が強く、
特に馬場状態が稍重の5回では、
3コーナー3番手以内が4勝、逃げ切りが3回ある
血統キングマンボ系産駒が5勝、ディープインパクト系産駒が4勝
掛け合わせは欧州系×日本系が6頭で過半数だが、
欧州系×欧州系も3勝しており、欧州血統が圧倒的に強い
ただし、稍重で勝った5頭はすべて父か母父が日本系
臨戦過程参考レースの中で、2回開催4週目/5週目で施行されている3レースを参照
その3着以内9頭の前走を見ると
2年続けて、前走で阪神2000mを走った馬が1着、心斎橋Sを走った馬が2着
全体では前走も阪神を走った馬が7頭だが、
前走も1600mよりは、距離短縮/延長が強い傾向
人気3番人気以上が7連勝中で、荒れにくい

ヴィアルークス/田口貫太/藤原英昭 統計イチオシ

<買い条件>
◯上がりタイム上位
◯キングマンボ系産駒/ディープインパクト系産駒かつ、母父米国系でない
◯前走が阪神2000m
◯1レース目、または阪神/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖米国系産駒、または欧州系×米国系
✖欧州系×欧州系かつ、父/母父キングマンボ系でない
✖前走が阪神/芝コースでない
✖阪神/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

中山10R ドゥラメンテC 芝/2500

<過去10年間のレース統計>
今年はメモリアル競走枠になったサンシャインS
3回開催で施行されているのは2021年からで、それ以前は2回開催
2020年のみ定量戦
出走頭数は10~16頭
フルゲートは1回だけで、12~14頭になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量50-57kg、勝ち馬斤量52-57kg
56kg以上が過半数の5勝しており、トップハンデ57kgは[1-2-0-2]で連対率60%
53kg以下は[1-1-0-30]で、52kgのみ[1-1-0-7]と健闘しているが、軽ハンデ不利
その52kgが最後に連対したのも2016年で、2017年以降は53kg以下の複勝率0%
枠順近年はやや外枠有利の傾向が強く、直近5年で5-8枠が1勝ずつしている
過去10年全体で見ると、1枠は2勝しているが、2枠が2015年以降の複勝率0%
3枠/4枠もそれぞれ連対が1回ずつのみと、内枠が苦戦傾向
5枠の連対率22%/複勝率50%は断トツの数字だが、1着は1回だけで、勝ち切れていない
展開/脚質極端な展開になりやすい
1コーナー3番手以内が5勝、逃げ切りも2回ある一方で、
最後方からの追い込みや捲りも4回ある
血統サンデーサイレンスとノーザンダンサーが圧倒的に有利
日本系産駒が9勝で、直近はディープインパクト系産駒が2連勝中
母父はノーザンダンサー系が7頭で、唯一の父日本系でない産駒も、
父/母父どちらもノーザンダンサー系の掛け合わせ
臨戦過程前走で2400mを走った馬が6勝で過半数
昇級初戦の連勝はいずれも阪神2400mから
2回開催で施行されていた2020年までは、
早春Sから3頭を中心に、前走で東京を走った馬が4勝していた

3回開催で施行されるようになった直近3年間に注目すると、
前走で東京を走った馬は0勝、2着1回(これも早春Sから)
阪神2400-3000m、中山2000-2200mから臨戦した馬が主な好走パターンとなっている
人気1番人気5勝に対して、6番人気以下4勝で、極端な傾向

⑧セイウンプラチナ/武豊/千葉直人 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量56kg以上
◯5-8枠
◯逃げ脚質
◯追い込み脚質
◯ディープインパクト系×ノーザンダンサー系の産駒
◯前走が阪神2400m以上
◯2レース目、または中山/芝/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖2-4枠
✖日本系産駒でない、かつノーザンダンサー系でもない産駒
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が2400m未満かつ、中山でない
✖中山/芝/長距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

福島11R 福島民報杯 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
2021年のみ新潟で施行されているため、
使用コースとの関連が強い、枠順/展開/血統は、2021年を除く9回を対象に分析する
2016年まで別定戦、2017年以降がハンデ戦
出走頭数はすべて14頭以上

統計項目傾向
斤量設定斤量50-57.5kg、勝ち馬斤量54-57.5kg
3着以内が54-56kgに集中している
56.5kg以上は[1-0-0-5]で、出走1頭だけの57.5kgが2017年に勝っている
53kg以下は[0-1-0-20]で、2022年まで複勝率0%だったが、
こちらも出走1頭だけの50kgが昨年連対した
枠順近年は外枠有利で、5-8枠が6連勝中
特に5枠が直近3連勝を含め、5年間で4勝している
すべての枠が連対しており、目立った不利傾向は無い
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム2番手以内が7勝
捲りが決まりやすく、1コーナー9番手以降が5連勝中
血統血統構成としては、欧州系×日本系、米国系×欧州系の2パターンのみ
欧州系×日本系が、直近2連勝を含む6勝で有利
欧州血統ではノーザンダンサー系が、産駒3勝、母父で2勝
特にサンデーサイレンス系との掛け合わせで4勝している
米国系産駒の2頭はいずれもミスプロ系
臨戦過程前走で1800mを走った馬が6勝で過半数
中山記念から最多の3頭、大阪城Sからも2頭
唯一距離短縮している勝ち馬はダイヤモンドSから
過去15年間で、距離短縮の勝ち馬はこの1頭だけ
前走が重賞の場合は6着以下、
前走がリステッドの場合は4着だった馬が強い傾向
過去15年間で昇級初戦は1勝だけで、直近10年では[1-1-1-9]
半数以上が3番人気以内に支持されている割には苦戦している
人気5番人気以下が5勝しており、荒れやすい
3番人気の複勝率が0%で、4番人気も連対が2回だけ
2番人気以上が負ける場合は、中穴程度まで荒れやすい

ハーランズハーツ/西塚洸二/橋口慎介 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量54-56kg
◯5枠
◯追い込み脚質かつ、上がりタイム上位
◯ノーザンダンサー系×日本系の産駒
◯前走が1800m
◯3レース目、または福島/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量53kg/57kg
✖日本系×米国系の産駒
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖前走がオープンクラスかつ、3着以内
✖前走が2000m超かつ、重賞でない
✖福島/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

阪神11R アンタレスS ダート/1800

<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて15頭以上

統計項目傾向
斤量設定斤量54-59kg、勝ち馬斤量56-59kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +3kg[1-0-0-1]
 +2kg[1-2-2-8]
 +1kg[3-4-2-29]
 定量[5-4-6-91]
勝率/連対率で言えば、斤量が加算されるほど上昇傾向
枠順中枠有利で、5枠4勝/4枠2勝
4-5枠が連対していないレースは2回だけ
3枠が連対率0%で、3着以内に入ったのも1回だけ
1枠/8枠も不利な傾向で、どちらも2019年以降は複勝率0%
展開/脚質差し/追い込み有利で、1コーナー6番手以降が8勝
上がりタイム3番手以内が9勝で、最速が6勝で過半数
逃げ切りが2回あり、いずれも7枠の馬が勝っている
血統米国系×サンデーサイレンス系が、直近5連勝を含む7勝
父/母父サンデーサイレンス系が9頭で圧倒的に有利
次いでミスプロ系が7頭で、この2系統の掛け合わせが6頭で過半数を占める

しかしWIN5全体のコース傾向では、近年は父サンデーサイレンス系は苦戦
オープンクラスに限ると、2021年以降は0勝で、母父に限られる傾向
また、道悪では父米国系の有利が特に顕著
全クラス対象に2020年以降の道悪は6レースで、父米国系が5勝、残る1頭も母父米国系
この内4頭がエーピーインディ系
臨戦過程すべての勝ち馬が前走で1800m以上を走り、距離短縮が7頭
1800mを走っていたのはすべて中京
前走で重賞を走った馬が8頭
G1の2頭はいずれも着外
G2/G3の6頭はすべて入着、連勝も3回ある
前走が重賞でない2頭はどちらもオープン特別を勝っている
2005年以降の勝ち馬はすべて、前走が重賞でない場合は1着
人気3番人気以上が8勝しており、荒れにくい
下は6番人気までで、大荒れもしにくい

⑧テーオードレフォン/丸山元気/梅田智之 統計イチオシ

<買い条件>
◯4-5枠
◯上がりタイム上位
◎米国系×サンデーサイレンス系
◯米国系産駒
◯前走が1900m以上の重賞
◯4レース目、または阪神/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1枠/3枠/8枠
✖欧州系×欧州系の産駒
✖日本系産駒かつ、母父がミスプロ系でない
✖前走が重賞でない、かつ2着以下
✖前走が1800m未満
✖阪神/ダート/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

中山11R 皐月賞 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は15~18頭、フルゲートが7回

統計項目傾向
枠順内外から追い込み、中枠から先行の2つが勝ちパターン
1-2枠/8枠から1着の5頭はすべて1コーナー8番手以降で、特に12番手以降から4勝
4-6枠から1着の4頭はすべて1コーナー6番手以内で、特に4番手以内が3勝
また、7枠から5番手以内に先行した馬が3年連続で連対中

2枠は2017年以降の連対率0%
3枠は2016年以降の複勝率0%
5枠は過去10年通して連対率0%
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、2番手以内が7勝
前述の通り、位置取りは枠順によって左右されやすい
血統日本系産駒が6勝、母父も含めると9勝
ディープインパクト系とサンデーサイレンス系は拮抗している
掛け合わせは、日本系×欧州系が6頭で過半数
種牡馬系統に目立った偏りは無い

ホープフルS/京成杯/弥生賞の結果と合わせて見ると、1年毎にトレンドが変わっている
2023年は、4レースすべてSS系×欧州系が勝利、その内3頭がノーザンダンサー系
2022年は、ディープインパクト系とキングマンボ系が2頭ずつ
2021年は、母父ノーザンダンサー系が3頭
2020年は、4レースすべてディープインパクト系産駒が勝利
ディープインパクトの直仔がいた世代まではこれが有利で、母父は主に米国系だった
その後は欧州血統有利にシフトしている
臨戦過程すべての勝ち馬が、前走で1800-2000mの重賞で連対している
これは2009年以降の勝ち馬すべてに該当
共同通信杯からの臨戦が5頭で半数を占める

トライアルレースからは、2018年にスプリングSから1勝しているのみ
トライアルレース組の着度数は以下の通り
 ・弥生賞/3着以内[0-4-2-20]
 ・弥生賞/4着以下[0-1-0-13]
 ・スプリングS/3着以内[1-1-2-19]
 ・スプリングS/4着以下[0-0-0-14]
 ・若葉S/2着以内[0-1-1-13]
 ・若葉S/3着以下[0-0-0-2]
この中では弥生賞組が高い連対率を誇るものの、
2010年を最後に勝ち馬が出ていない状況が続く
人気5番人気以下が4勝しており、荒れやすい
この内3頭が1コーナー5番手以内に先行している

⑬ジャスティンミラノ/戸崎圭太/友道康夫 統計イチオシ

<買い条件>
◯1枠/8枠かつ、上がりタイム上位
◯4枠/6枠/7枠かつ、先行力上位
◯前走が中山の重賞または共同通信杯かつ、2着以内
◯5レース目、または中山/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖2枠/3枠/5枠
✖父がディープインパクト系/キングマンボ系/エピファネイアでない
✖サンデーサイレンス系×欧州ノーザンダンサー系でない
✖前走が1800-2000mの重賞でない、または3着以下
✖中山/芝/中距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎

コメント

タイトルとURLをコピーしました